依然として、興味深い発見が日々続いているのですが、手が追いついていない日々です。風邪をひいた今日、この2ヶ月の間、発見したもので、興奮、感動したものを記しておきたいと思います。
夏休みは、イギリスの田舎とカナダ(モントリオール、ケベック)で過ごし、2週間仕事を忘れてリフレッシュしてきました。家族のような友達たちのおかげで贅沢な時間に恵まれました。二人乗りのヨットで数回沈して、地元にレスキューされたり、1700キロNYーカナダ間の高速の旅をしたりと、小学生ならいい絵日記になるような波瀾万丈な夏休みとなりました。
休みから帰ってきた9月、世界では緊急事態が続いており、アフガニスタン、ソマリア、パキスタン、フィリピン、インドネシア、サモア諸島、ギニア、コンゴ共和国等、職場に着く度に、相変わらず信じがたい現実を突きつけられる日々。どうして、こんな悲惨なことを人間はしてしまうものかと、信じがたいことも。とりあえず、仕事は忙しくても、日々勉強できる機会に感謝。
また、今年後半も世界各地からたくさんの友人が訪ねに来てくれて、多くの刺激を受けて、感じて、深く味わい、噛み締めた日々でもありました。
最近刺激を受けたものを忘れる前にメモします。
[1]本:「
Nudge」(洋書)
昨年、エコノミスト誌1位に選ばれたのも納得。肘で相手をつっついて少し促すことをNudgeと言いますが、まさに、政策、商品、等なんでも人をより幸せ、健康、賢明な判断をさせるように「促す」ようにデザインできるという発想法です。この新しい見方、概念に惹き込まれました。
[2]本:「
Change Maker」(和書、渡邊奈々著)
NY在住の日本人女性のフォトジャーナリストの渡邊奈々さんが世界中の社会起業家たちを主人公に、立ち上げた人の哲学、考え抜いた経営方法等をこと細かに解説してくれています。「やりたいことができる仕事がない」と思っている人にとっておすすめの2作です(その1、その2とあります)。
[3]本:「
Blue Sweater」(洋書、近々和訳出版予定)
アキュメンファンドという社会起業家を応援するファンドを立ち上げた元銀行ウーマンが書いた本です。彼女が今まで歩いた道のり、勇気づけれられたルワンダをはじめ、多くの途上国での出逢い、そして人生に時々起きる「奇跡」としか表現できない出来事を、なんとも味わい深い、人間らしい、文体で綴っています。
[4]Blog:
the Moth (英語)
人にはいろいろな信じがたいドラマがありますが、ここで紹介されているのを聞くと、あらためて人生がもつ不思議な要素にくすぐられ、元気になります。人間ドラマを共有するNYにあるとある舞台から生まれたポッドキャストです。
[5]テレビ番組:
Food Eats (英語)
各料理の生い立ちおよび料理する過程で材料にどのような化学的変化が起きているのか、それが美味しさにどうつながっていくのかの説明等をしてくれている料理番組です。司会はグッチ裕三のようなアメリカ人で不思議と惹き込まれてしまう30分番組。なぜいためた方がおいしいのか、なぜこれはゆでるのか等、解説中心で面白いです!特にメカに強い男の人にとっては好奇心をくすぐられる番組のはず。NHK、ぜひ次に買うべき海外番組です!
[6]映画:
Running the Sahara (英語)
マラソン好き、アフリカ好き、大自然好き、人間ドラマ好きの人におすすめです。また、マラソン脱落者にもおすすめです。毎日80キロから100キロを3ヶ月以上、毎日走り続けた人たちの話。「サハラ砂漠を西から東まで走ろう!」と酔っぱらいが思いつくような馬鹿げたような夢を実際に実現した男3人のドキュメンタリーです。
[7]Video/Podcast:
TED (英語)
世界の各分野屈指のスペシャリストが20分、今何が一番面白いのか、なぜ面白いのか、を中心に熱弁してくれます。普通なら講演料の高い世界屈指の専門家たちの話を直接に聞くことができます。こんなしかけができてしまうと、今後みな大学へ行かなくなるのではないかと心配になるぐらい、無料なのが信じられないウェブサイトです。Ideas worth spreadingという発想に惚れました。
[8]website/個人シネマ:
the auteurs (英語)
レンタルではみつけられないほどレアだけど、もう一度みたいと思っていたあの名作をお探しの方におすすめです。中高時代の先輩の旦那さんが始めたしかけです。こういうことを考えついて、実践しちゃう人、敬愛します。
最後の二つはとてもローカル。。。
[9]NYおすすめ観光スポット:
自由の女神、エリス島ツアー (英語、日本語)
20ドルで、自由の女神とエリス島、両方を回ることができ、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。またこの20ドルのチケットにはオーディオツアーがついており(日本語もあり)、実に上手に解説しています。アメリカ政府が運営しているもので成功しているのは国立公園だけだと言い切った米政府高官の友達がいますが、この歴史的スポットもその一つにあてはまると思います。アメリカに対する見方がまた少し変わりました。
[10]NYレストラン:
Lucali東京でも、ナポリでも、世界3本の指に入ると思うピザを見つけましたが、3本目はブルックリンにあるこの隠れ家です!18時開店時に既に地元のファンで列ができています。ピザとカルツォーネしか出さず、ワイン/ビール等は持ち込みです。映画のワンシーンのような雰囲気で、いろいろな意味で味わい深いです。トッピングには生パジルを追加することをおすすめ!
Some ideas are simply worth spreading...
読書の秋、食の秋、文化の秋、それぞれの味わい深い秋を!
年内に一時帰国を心待ちにしていましたが、仕事のため、来年春に見送ることにしました。春が待ち遠しいです!