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2010年02月09日
引っ越ししました。
http://serendipitous175.wordpress.com/
2010年01月14日
一瞬にして、平地同然のハイチ
昨年秋に、NY市内のほかの場所へ引っ越し、11月からは1ヶ月、東ティモールへ出張し、帰ってきて引っ越しの後整理をしているうちに年末年始を迎えました。そして、ドタバタしているうちに、2010年最初の大規模緊急事態発生しました。
昨日出勤した直後に、現地にいるスタッフから第一報が入る。
ニュースをモニターしているうちに、震度7.3、深さ10キロ以下、そして震源地はハイチの首都からきわめて近いところにあるということがわかってきた。首都人口は約200万人と言われている。
現地から入る一時間ごとの報告を聞いているうちに、これから始まるハイチの緊急支援および数年にも及ぶであろう大規模復興の夜明け前という不気味な感じがしてならない。
2、3階建て以上はほとんど崩壊、またビル内にいる人たちからの連絡は一切ないとのこと。一夜あけた今、死傷者は数百人から数千人になるだろうと報じられている。
既に最貧国の一つと言われている国の復興の最中、また国を平地同然にしたこの大規模地震。
われわれ人間が我がもの顔で暮らしているところに、地球の自然の力をみせつけられた一瞬。
ハイチ地震の犠牲者およびご家族、友人の方々にご冥福をお祈りいたします。
2009年11月12日
気迫
米国で働いて、そして中でも国際機関という特殊なところで働いて、こんなのあり?とびっくりしたり、落胆することもありますが、ときには同僚の気迫にはっとさせられることがあります。知的好奇心、探究心にあふれ、けっこうクリエティブだったりする。今日、電話で東ティモール情勢について、同僚から40分ブリーフィングを受け、表面の現実とは裏腹に実に複雑な情勢をこと細かに説明してくれ、電話を切るころには、何層からも成る現情勢を垣間みることができた。知的好奇心および、情勢をよくしたいという静かな情熱に裏付けられ、日頃接している現地の関係者との交流を通じて汲み取っているエッセンスは、実に鋭かった。
こういう同僚たちに会うと、ほんとうに勝手ながら誇りに思う。
そしてそんな人たちと働けること、そしてまた友達としてもつきあってくれることに感謝。
こういう同僚たちに会うと、ほんとうに勝手ながら誇りに思う。
そしてそんな人たちと働けること、そしてまた友達としてもつきあってくれることに感謝。
築かれつつある、次の世界構図。。。
先々週は、アフガニスタンの首都カブールで、国際機関の職員が使用していた宿泊施設が狙われ、4名死亡、1名行方不明と、8月のパキスタンの地方都市ペシャワールでホテルが襲撃され、国際機関の職員が殉職されました。イラクなどの危険地域入りする前は、万が一の場合、死体確認が迅速に進むよう、事前にDNAの提出が義務づけられている国際機関もあるようです。
セキュリティ担当の同僚が先日、「19世紀、20世紀、繁栄してきた先進諸国が狙われる世紀になりつつある」と既に後世の歴史の教科書の下りになりそうな一文をぼやいていたのが印象的でした。思想哲学に基づいて成り立つ集団のせめぎ合いが、今もこの瞬間も起きているのだと、はっとさせられた一言でした。
殉職された皆様のご冥福を御祈り申し上げます。
秋深まるNY

(ハロウィーン)
NYは、日に日に秋が深まっており、窓から見える葉っぱも毎日彩りが変化していて、もう一年がまわったんだという感慨深くもあります。
3年目に突入した今月、NYの中でも物価が安く、雰囲気の残る下町に引っ越しました(あえて例えるのなら、東京の下北沢?)。引っ越し先は、築150年の古いアパートですが、天井が高く、暖炉つきで、小さな裏庭がついており、以前住んでいた高層マンションと比べて、自然の移り変わりを日々感じることができる場所で、なんだかほっとするところです。毎日戻る場所が休まり、充電できる空間だと、こんなにも豊かな時間が過ごせるのだと、改めて実感。東京では、それでも大好きだった17平米で寝食共にしていた空間を思うと、なんだこのギャップにあたらめてびっくりしてしまう。豊かな居住環境は、豊かな発想や心持ちにつながるものだと知る今日この頃です。
3年目に突入した今月、NYの中でも物価が安く、雰囲気の残る下町に引っ越しました(あえて例えるのなら、東京の下北沢?)。引っ越し先は、築150年の古いアパートですが、天井が高く、暖炉つきで、小さな裏庭がついており、以前住んでいた高層マンションと比べて、自然の移り変わりを日々感じることができる場所で、なんだかほっとするところです。毎日戻る場所が休まり、充電できる空間だと、こんなにも豊かな時間が過ごせるのだと、改めて実感。東京では、それでも大好きだった17平米で寝食共にしていた空間を思うと、なんだこのギャップにあたらめてびっくりしてしまう。豊かな居住環境は、豊かな発想や心持ちにつながるものだと知る今日この頃です。
2009年10月16日
手だけが追いつかず、発見の連続
依然として、興味深い発見が日々続いているのですが、手が追いついていない日々です。風邪をひいた今日、この2ヶ月の間、発見したもので、興奮、感動したものを記しておきたいと思います。
夏休みは、イギリスの田舎とカナダ(モントリオール、ケベック)で過ごし、2週間仕事を忘れてリフレッシュしてきました。家族のような友達たちのおかげで贅沢な時間に恵まれました。二人乗りのヨットで数回沈して、地元にレスキューされたり、1700キロNYーカナダ間の高速の旅をしたりと、小学生ならいい絵日記になるような波瀾万丈な夏休みとなりました。
休みから帰ってきた9月、世界では緊急事態が続いており、アフガニスタン、ソマリア、パキスタン、フィリピン、インドネシア、サモア諸島、ギニア、コンゴ共和国等、職場に着く度に、相変わらず信じがたい現実を突きつけられる日々。どうして、こんな悲惨なことを人間はしてしまうものかと、信じがたいことも。とりあえず、仕事は忙しくても、日々勉強できる機会に感謝。
また、今年後半も世界各地からたくさんの友人が訪ねに来てくれて、多くの刺激を受けて、感じて、深く味わい、噛み締めた日々でもありました。
最近刺激を受けたものを忘れる前にメモします。
[1]本:「Nudge」(洋書)
昨年、エコノミスト誌1位に選ばれたのも納得。肘で相手をつっついて少し促すことをNudgeと言いますが、まさに、政策、商品、等なんでも人をより幸せ、健康、賢明な判断をさせるように「促す」ようにデザインできるという発想法です。この新しい見方、概念に惹き込まれました。
[2]本:「Change Maker」(和書、渡邊奈々著)
NY在住の日本人女性のフォトジャーナリストの渡邊奈々さんが世界中の社会起業家たちを主人公に、立ち上げた人の哲学、考え抜いた経営方法等をこと細かに解説してくれています。「やりたいことができる仕事がない」と思っている人にとっておすすめの2作です(その1、その2とあります)。
[3]本:「Blue Sweater」(洋書、近々和訳出版予定)
アキュメンファンドという社会起業家を応援するファンドを立ち上げた元銀行ウーマンが書いた本です。彼女が今まで歩いた道のり、勇気づけれられたルワンダをはじめ、多くの途上国での出逢い、そして人生に時々起きる「奇跡」としか表現できない出来事を、なんとも味わい深い、人間らしい、文体で綴っています。
[4]Blog: the Moth (英語)
人にはいろいろな信じがたいドラマがありますが、ここで紹介されているのを聞くと、あらためて人生がもつ不思議な要素にくすぐられ、元気になります。人間ドラマを共有するNYにあるとある舞台から生まれたポッドキャストです。
[5]テレビ番組:Food Eats (英語)
各料理の生い立ちおよび料理する過程で材料にどのような化学的変化が起きているのか、それが美味しさにどうつながっていくのかの説明等をしてくれている料理番組です。司会はグッチ裕三のようなアメリカ人で不思議と惹き込まれてしまう30分番組。なぜいためた方がおいしいのか、なぜこれはゆでるのか等、解説中心で面白いです!特にメカに強い男の人にとっては好奇心をくすぐられる番組のはず。NHK、ぜひ次に買うべき海外番組です!
[6]映画:Running the Sahara (英語)
マラソン好き、アフリカ好き、大自然好き、人間ドラマ好きの人におすすめです。また、マラソン脱落者にもおすすめです。毎日80キロから100キロを3ヶ月以上、毎日走り続けた人たちの話。「サハラ砂漠を西から東まで走ろう!」と酔っぱらいが思いつくような馬鹿げたような夢を実際に実現した男3人のドキュメンタリーです。
[7]Video/Podcast: TED (英語)
世界の各分野屈指のスペシャリストが20分、今何が一番面白いのか、なぜ面白いのか、を中心に熱弁してくれます。普通なら講演料の高い世界屈指の専門家たちの話を直接に聞くことができます。こんなしかけができてしまうと、今後みな大学へ行かなくなるのではないかと心配になるぐらい、無料なのが信じられないウェブサイトです。Ideas worth spreadingという発想に惚れました。
[8]website/個人シネマ:the auteurs (英語)
レンタルではみつけられないほどレアだけど、もう一度みたいと思っていたあの名作をお探しの方におすすめです。中高時代の先輩の旦那さんが始めたしかけです。こういうことを考えついて、実践しちゃう人、敬愛します。
最後の二つはとてもローカル。。。
[9]NYおすすめ観光スポット:自由の女神、エリス島ツアー (英語、日本語)
20ドルで、自由の女神とエリス島、両方を回ることができ、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。またこの20ドルのチケットにはオーディオツアーがついており(日本語もあり)、実に上手に解説しています。アメリカ政府が運営しているもので成功しているのは国立公園だけだと言い切った米政府高官の友達がいますが、この歴史的スポットもその一つにあてはまると思います。アメリカに対する見方がまた少し変わりました。
[10]NYレストラン:Lucali
東京でも、ナポリでも、世界3本の指に入ると思うピザを見つけましたが、3本目はブルックリンにあるこの隠れ家です!18時開店時に既に地元のファンで列ができています。ピザとカルツォーネしか出さず、ワイン/ビール等は持ち込みです。映画のワンシーンのような雰囲気で、いろいろな意味で味わい深いです。トッピングには生パジルを追加することをおすすめ!
Some ideas are simply worth spreading...
読書の秋、食の秋、文化の秋、それぞれの味わい深い秋を!
年内に一時帰国を心待ちにしていましたが、仕事のため、来年春に見送ることにしました。春が待ち遠しいです!
2009年07月23日
「世界は広い!でかい!そして、あたたかい。」[2]
哲学のある本、企画、組織、人に巡り遭うたびに、深く惹かれるものがある。
マンデラ元大統領が創立した組織(http://www.46664.com/)、イベント(http://www.mandeladay.com/)にも一貫した哲学が感じられたため、惹かれるだけでなく、心まで新しい空気を吹き込まれた気さえした。
マンデラ元大統領はアパルトヘイト政策の廃止を求め、27年間も獄中生活に追い込まれたにも関わらず、報復もせず、恨むことなく、次なる取り組みにかかった。
「he never sought retaliation and left bitterness」
マンデラ元大統領の生き方をたたえる言葉として、91歳の誕生日を祝うイベントで、そんなマンデラ元大統領の人生哲学の一端が紹介された。
これまで信じる目的、信頼する人たちのために、精魂込めて仕事した結果、背中から刺されたような思いは何度かしてきたから、余計にこの言葉は心に響く。ほんとうに尊い心の持ち方です。
そうですよね、美しいものは無限大にあり、時間は限られているのだから、報復する気持ち、憎しみをもたずに、意義を感じることだけに集中したい。そのとおりです。
今の職場で尊敬する人がいる。その人が部屋に入ると、部屋中の人たちの気持ちが明るくなる不思議な人。その人の心は、いい意味、とてもかるい。子どもたちの惨殺など世界中でみてきているためか、「世の中、悪いことならいっぱいある。でも美しいものもいっぱいある。なら、目の前にある意義あることだけに集中しよう。意義のある、美しいものを大きくしていこうよ。」その人の言動や姿勢から、こんな心意気/自分なりの哲学が静かに伝わってくる。そして、この人が笑うと、廊下まで響き渡っている。まるで、「人間空気清浄機」(笑い機能つき)みたいな人。いうまでもなく、この人の人生哲学から学ぶことが多い。この人がつくり出す、正のパワーの循環はすごい。
東京、バングラデッシュ、ロンドン、出張先のヨーロッパ及び中東、そして今住んでいるアメリカ。。。どこへ行っても、こうした「人間空気清浄機」さんや「ひとり吉本興行」さん、「いくつになっても人生冒険家」さん等のおもしろ〜い人たちに囲まれて、刺激が多く、幸せな巡り合わせばかり。
はい、世界は広い、面白い/美しいことは無限大にあり、そして人生は(きっと)短い。ぜひとも、雑音にとらわれずに、楽しい/意義を感じられることに集中したいものです。
2009年07月21日
「世界は広い!でかい!そして、あたたかい。」[1]
(Aretha Franklin と Josh Grobanの競演)
ときどき、「世界は広い!でかい!そしてあたたかい。」
(※「大きい」ということばでは、もの足りない)
と叫びたくなる瞬間がある。
一昨夜はそんな時間だった。
友人が「マンデラ元大統領の誕生日を祝う日」のイベントの特別招待券をくれた。
友人といっしょに参加したら。。。鳥肌の連続。これまで参加したどのイベントよりも、優れていた。由緒あるRadio City Hallを舞台に、豪華アーティスト(Stevie Wonder; Alicia Keys, Chris Chameleon; Will.i.am; Jesse Clegg; Gloria Gaynor; Dave Stewart; Aretha Franklin; the Soweto Gospel Choir; Wyclef Jean; Cyndi Lauper; Queen Latifah; Carla Bruni-Sarkozy; Yvonne Chaka Chaka; Zucchero; Josh Groban; Angelique Kidjo; Freshlyground; Baaba Maal; Jesse McCartney; Loyiso; Sipho “Hotstix” Mabuse; Vusi Mahlasela; Thandiswa Mazwai; Lil’ Kim and Suzanna Owiyo)だけでなく、音響、映像、メッセージ性等、生涯の記憶に残るイベントだった。歴史的瞬間に立ち会った気分。そして、新たな可能性を魅せられて、新たな刺激をたくさん受けた。まるで子どもがディズニーランドで新たな世界に魅せられるように、目の前で広がる新たな時空に、「ほう〜」口が開き続けた3時間半だった。
イベントのコンセプトは、一言でいうならば、「awareness and education through entertainment」という哲学に基づいて企画されたもの。
マンデラ元大統領は、数年前、アーティストたちに、「きみたちが奏でる音楽は、大きな潜在能力を有している。音楽を通して、社会的メッセージを運ぶ力を有している。自分たちが有している力を自覚して、ほかでは届けることができないメッセージを社会/世界に届け、社会/世界に貢献してほしい。」と伝えた。そのことばに影響を受けてきたアーティストたちが、昨夜、マンデラ元大統領の91歳の誕生日を祝うために集まって、それぞれの音色を奏でた。
ホームページで、イベントの全容を観る/聞く/感じることができます。
http://www.46664.com
このイベント当日の音を聞きながら、エネルギーを感じながら、仕事をすると、何とも言えない不思議な気持ちになります。世界は広い。The world is our playground! 世界がまるで自分の裏庭であるかのように、みんな果敢に世界に挑んでいるというか、世界を舞台に、世界規模で、遊び心を忘れずに、果敢に「仕掛けて」いっている。
世界規模の「脈」を感じることができる街だなとあらためて実感し、感動した真夏の一夜でした。
参考:NYタイムズの記事
http://www.nytimes.com/2009/07/20/arts/music/20mandela.html
2009年06月12日
live love now
先週、とてもお世話になった同級生のお母様の悲報が届いた。
娘のようにお世話をしてくださり、その後もあらゆる節目に連絡をいただき、気にかけてくださっていた。まともなお礼もできないままの突然の悲報に愕然とし、後悔の気持ちでいっぱい。
今週、パキスタンで起きたテロで同僚が亡くなった。
出張先のホテルに到着して数時間後に、テロに巻き込まれて、この世を突然去った。
毎日危険と隣り合わせで仕事をしている同僚たちを応援する仕事に就いているが、やはりいざ惨事が起きると、「life is random/死は人を選ばない」というリアルな現実を突きつけられる。
今あるものに感謝し、今お世話になっている/大切な身近な人にその感謝の気持ちをその都度伝え、この瞬間瞬間をもっともっと大切にしなければとあらためて思う。
live love now.
お二人のご冥福を御祈りいたします。
2009年05月08日
ゆうきくんのボストンマラソン物語
遅くなりましたが、4月20日にボストンマラソンを走ったゆうきくん。去年初めて走ったNYマラソンのタイム(4時間43分)を大幅に上回る3時間53分で完走!
障害者のマラソン出場を応援するAchillesというNGOのスタッフの強力なサポートがあったり、ゆうきくんの高校/大学時代/CISVキャンプ仲間時代の友達が現地での応援があったり、東京/NY/その他の場所からそれぞれリアルタイムでゆうきくんの靴から発信されている5キロずつのタイムを見守っていたりと、当日はいろいろな人間ドラマがありました。
マラソンを通じて、いろいろな感覚が感化され、いろいろなものを感じました。マラソンへ出場する人は、「何かのために走っている」とマラソン選手の友達が教えてくれました。そんな人たちのそれぞれのボストン物語、少しでもhttp://teamyuki.orgでこれから少しずつ紹介していこうと思います。
障害者のマラソン出場を応援するAchillesというNGOのスタッフの強力なサポートがあったり、ゆうきくんの高校/大学時代/CISVキャンプ仲間時代の友達が現地での応援があったり、東京/NY/その他の場所からそれぞれリアルタイムでゆうきくんの靴から発信されている5キロずつのタイムを見守っていたりと、当日はいろいろな人間ドラマがありました。
マラソンを通じて、いろいろな感覚が感化され、いろいろなものを感じました。マラソンへ出場する人は、「何かのために走っている」とマラソン選手の友達が教えてくれました。そんな人たちのそれぞれのボストン物語、少しでもhttp://teamyuki.orgでこれから少しずつ紹介していこうと思います。
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